アシアナ機事故、原因は操縦ミス~米安全委
アメリカのサンフランシスコで去年7月、韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗した事故で、アメリカの国家運輸安全委員会はパイロットの操縦ミスが原因だったとする調査結果を公表した。
この事故は去年7月、アシアナ航空のボーイング777がサンフランシスコ空港で着陸に失敗し、3人が死亡、187人がケガをしたもの。
国家運輸安全委員会は24日、パイロットが自動で速度を維持する装置を切っていたことに気づかず、必要な速度を下回ったまま着陸しようとしたことなどが原因と結論づけたことを明らかにした。
また、自動操縦に関する装置の複雑さが事故の背景にあると指摘し、製造したボーイング社に改善を求めたが、ボーイング社は「同意できない」と反論している。