ヤジ問題 鈴木章浩都議が謝罪、辞職は否定
先週、東京都議会の本会議でセクハラともとれる内容のヤジが飛ばされた問題で、都議会自民党の鈴木章浩議員(51)が、自分が発言したと認め、謝罪した。
鈴木議員「ご迷惑をおかけしましたことに本当に心からおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。少子化そして、晩婚化の中で、早く結婚していただきたいという思いがある中で、あのような発言になってしまったわけですけれども、本当にしたくても結婚がなかなかできない方への配慮が足りないということで、深くその発言において反省しております」
鈴木議員は、みんなの党の塩村文夏議員(35)に「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばしたことを認め、謝罪した。
一方で、「産めないのか」という発言は否定し、自分の言ったことと言っていないことが混じっていたため、謝罪の機会を逸してしまったと釈明し、議員辞職の考えはないことを明らかにした。
鈴木議員は会見に先立ち、塩村議員に直接、謝罪した。
鈴木議員「先生にご心痛を与えて本当に申し訳ございませんでした」
塩村議員「今まで(ヤジが)なかったことになるんじゃないかと思って怖くて、これがひとつのきっかけになると思っています」
塩村議員は、鈴木議員の処分については「有権者が判断すること」と話した。