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ALPS、全3系統が再稼働 福島第一原発

2014年6月22日 20:54
ALPS、全3系統が再稼働 福島第一原発

 福島第一原発で、汚染水から放射性物質を取り除くALPSは、22日から残る1つの系統が運転を再開し、約3か月ぶりに3系統全てが稼働する状態となった。

 22日午前から運転を開催したのは、ALPSの「C系統」。ALPSはフィルターの部品の一部に不具合が見つかったため、3系統全てで、運転を止め、改良した部品への交換を行っていた。交換を終えたAとB系統ではすでに運転を再開していて、これでALPSの全てが運転を再開したことになる。

 3系統全てが稼働するのは今年3月18日以来、3か月ぶり。東電は、これにより1日約750トンの汚染水の処理が可能になるとみている。