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関係者の皆様に心からお礼~群馬県知事

2014年6月21日 20:10

 中東・カタールのドーハで開かれているユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)の世界遺産委員会で日本時間21日午後5時頃、群馬県の富岡製糸場が世界文化遺産に登録されることが決定した。

 今回の世界遺産委員会では、新たな登録について36件の申請があり、順次審議が行われている。21日は2日目の審議が行われ、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は世界文化遺産への登録が決定した。

 ユネスコ日本政府代表部・門司健次郎大使「富岡製糸場と絹産業遺産群の素晴らしさが認められ、うれしく思います」

 群馬県・大澤正明知事「この世界遺産委員会の関係者の皆様に、心からお礼申し上げます」

 これで、日本の世界遺産は、去年の「富士山」に続いて18件目となった。

 富岡製糸場は明治時代につくられた日本初の官営の器械製糸場。ユネスコの諮問機関は今年4月、「養蚕と日本の生糸産業の革新に決定的な役割を果たした」などと評価、「登録が適当」と勧告していた。