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号外、パレード…登録決定、喜びに沸く地元

2014年6月21日 20:30
号外、パレード…登録決定、喜びに沸く地元

 21日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産への登録決定を受けて、地元の群馬・富岡市は、号外が配られ、パレードが行われるなど、喜びに沸いている。

 富岡製糸場近くの富岡小学校の体育館では、ユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)の世界遺産委員会のもようが映し出され、多くの市民が登録決定の瞬間を見守った。

 富岡市・岩井賢太郎市長「ありがとうございました。言葉が出ません。言葉になりません。どういう気持ちか表現できないくらい、うれしいです」

 富岡市では、世界文化遺産への登録決定を報じる号外も配られた。

 富岡製糸場には、4月のユネスコの諮問機関による勧告を受けて、先月だけで前年同月の3倍以上にあたる10万9703人の観光客が訪れ、すでに大変なにぎわいを見せており、21日も朝から大勢の観光客が詰めかけていた。

 富岡市では21日夜、市民によるパレードや、セレモニーが行われ、お祝いムードに包まれている。