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サッポロ116億円納付へ 極ZERO酒税

2014年6月20日 18:53

 サッポロビールが自主的に116億円を納める。

 サッポロビールが「第3のビール」として販売していた「極ZERO」が、より酒税の高い別の区分に該当する可能性があるとして、サッポロビールは20日、酒税の追加分116億円を自主的に国税当局に納めることを決定した。「極ZERO」をめぐっては、国税当局から酒税の区分などを調べるため製造方法に関する問い合わせがあったことをきっかけに、サッポロビールは先月から製造を中止している。しかし、「第3のビール」に該当するかどうかの検証結果はまだ出ていない。

 サッポロビールでは、来月15日から「発泡酒」に区分を変えて20円から30円値上げした新しい「極ZERO」を再発売するとしている。