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真っ赤です…佐藤錦の収穫作業 東根市

2014年6月18日 19:30
真っ赤です…佐藤錦の収穫作業 東根市

 サクランボの生産量日本一を誇る山形県東根市で、主力品種・佐藤錦の露地ものの収穫作業が始まった。

 東根市にある吉田好春さんの約20アールのサクランボ畑では、真っ赤に色づいた露地もののサクランボ・佐藤錦の収穫作業が18日から始まった。今年は開花時期の4月の天候に恵まれ、吉田さんの畑では生育が例年より3日から4日早く進んでいる。さらに日がよく当たり、朝と夜の温度差も大きいため、色づき、甘みも例年にない仕上がりという。

 収穫作業を始めた吉田さんは満足気な笑みを浮かべながら、真っ赤な実を丁寧に摘み取っていた。

 吉田さん「雨、低温、そして風で、ここ2年間はちょっと不作でしたが、ようやく願いがかなって今年は豊作でほっとしています。6月中に出荷できるように頑張ります」

 吉田さんの畑では18日だけで約50キロの佐藤錦を収穫。今月22日ごろから作業のピークを迎えるという。