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5月百貨店売上4.2%減 反動減和らぐ

2014年6月18日 17:03
5月百貨店売上4.2%減 反動減和らぐ

 5月の全国の百貨店の売上高は、消費税増税による駆け込み需要の反動減が和らぎ、4月に比べ減少幅が縮小した。

 日本百貨店協会によると、5月の百貨店の売上高は4618億円で、去年に比べて4.2%減と2か月連続のマイナスとなった。3月に消費税増税前の駆け込み需要で大きく伸びた宝飾品や貴金属品などの高額商品の販売が4月に続いて落ち込んだが、クールビズ商品を中心に紳士服の売上が堅調で、マイナス幅は縮小した。

 また、中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心に、引き続き訪日外国人の売上高も約44億円と好調で、5月の売上高としては過去最高を記録した。