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理研CDB“全面見直し”提言へ 改革委

2014年6月12日 13:50
理研CDB“全面見直し”提言へ 改革委

 STAP細胞の論文をめぐる問題で、外部の有識者で作る理化学研究所の改革委員会が、小保方晴子研究ユニットリーダーが所属する神戸の発生・再生科学総合研究センター(CDB)の組織を全面的に見直すなどと提言する方針を決めた。

 提言の中で改革委員会は、研究不正を防止できなかったのは、小保方氏が所属する組織(CDB)のチェック体制が不十分だったからだとして、理研全体の管理部門の強化を求めている。

 また、CDBの研究テーマを一から見直すとともに、組織体制も全面的に見直すべきとしている。さらに今回の不正に対する責任が重いとして、竹市雅俊センター長と笹井芳樹副センター長の辞任も促す内容となっている。

 改革委員会はこの提言を12日にも理研に提出する見通し。