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懸念の声も…東京で“中間貯蔵施設”説明会

2014年6月8日 18:54
懸念の声も…東京で“中間貯蔵施設”説明会

 福島第一原発の事故による除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、8日、住民説明会が東京で初めて開かれ、住民らからは懸念の声が聞かれた。

 国は除染された土壌などを保管する「中間貯蔵施設」を福島県の大熊町と双葉町に建設したい計画で、自治体に受け入れを求めている。8日は首都圏に避難している住民ら約200人が集まり、施設の概要や、廃棄物は保管から30年以内に福島県外で最終処分すると法律で定める方針などが説明された。

 説明会に参加した住民「中間貯蔵施設は30年後に県外に最終処分場、ということを説明していますけど、私たちの30年のことをまず考えるべきではないでしょうか。検討中ではなくて、(補償)金額も含めて、具体的な検討結果を示した説明をもう一度行って下さい」

 説明会は15日まで行われる。