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TPP 日米事務レベル協議、進展なく終了

2014年5月31日 12:33
TPP 日米事務レベル協議、進展なく終了

 アメリカ・ワシントンで行われていた、TPP(=環太平洋経済連携協定)を巡る日本とアメリカの事務レベル協議は30日、大きな進展のないまま終了した。

 2日間にわたる協議では、牛肉や豚肉の関税率や、輸入急増の際、高い関税を課す「セーフガード」などについて突っ込んだ話し合いが行われたが、両国の隔たりは埋まらなかった。

 大江首席交渉官代理「絶望的になる瞬間も一部ありましたが、その後、お互いにちょっと前向きになろうと、少しずつ方向性を見つけたりして。そういうふうな一進一退です」

 来月下旬には東京で再び協議する方向だが、両国の業界団体が強硬な姿勢を示していることもあり、なお、難航が予想される。