×

鹿児島放送カメラマン、飲酒後に運転し取材

2014年5月31日 13:18
鹿児島放送カメラマン、飲酒後に運転し取材

 鹿児島県のテレビ局・KKB鹿児島放送と業務委託契約を結ぶ男性カメラマンが酒を飲んだ状態で車を運転し、取材を行っていたことが分かった。

 飲酒運転をしていたのは、KKB鹿児島放送と業務委託契約を結んでいた61歳の男性カメラマン。鹿児島放送によると、男性カメラマンは29日、本社から拉致被害者家族の取材をするよう指示を受けた。カメラマンは自宅で酒を飲んでいたものの、車を運転して拉致被害者家族の自宅に向かい、取材をしていたという。送られてきた映像を見た本社の社員が、インタビューで質問するカメラマンのろれつが回っていないことに気付き、事情を聴いたところ、飲酒の事実を認めたという。

 鹿児島放送はカメラマンとの業務委託契約を30日付で解除。「社会規範に反するだけでなく、報道機関として絶対に許されない行為で、極めて遺憾。二度とこのようなことがないよう努めてまいります」とコメントしている。