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NY株69ドル高 終値1万6675ドル

2014年5月28日 7:32

 3連休明けの27日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は先週末比69ドル23セント高の1万6675ドル50セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も51.26ポイントアップの4237.07となった。

 ニューヨーク市場ではこのところ、アメリカの景気回復が鮮明になってきたとの受け止め方が強まっている。27日も、発表された経済指標が改善したことでダウ平均株価は値上がりした。27日は、朝方に自動車や家電製品などの耐久財の受注額を示す4月の指標が発表されたが、内容が、市場の予想を上回って改善した。また、ウクライナの大統領選挙を受けてのヨーロッパ株が順調なことから、ニューヨーク市場でも不安が薄らいだ。

 市場関係者は「一時、住宅関連の指標が減速していたが、ここへきて大幅に改善していて、市場では景気回復の傾向は鮮明だという見方が強まっている」と話している。