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STAP論文の新たな疑義 理研は調査せず

2014年5月27日 14:36

 STAP細胞の論文に新たに疑義が指摘されていた問題で、理化学研究所は調査は行わないことを決めた。

 指摘があったのは、イギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞に関する論文2本のうち、すでに取り下げを勧告された論文とは別の論文。

 理化学研究所によると、共同研究者の一部が論文取り下げの意向を示しており、ネイチャー側にもそれを伝えているなどとして、今回の疑義について調査は行わないことを決めたという。

 この問題をめぐっては、研究不正の再発防止策などを検討している改革委員会が調査を求めていた。