２６日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は先週末比１４０円３５銭高の１万４６０２円５２銭だった。

　先週末のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が値を上げたことを受けて、２６日朝の東京株式市場でも買い注文が先行した。また、外国為替市場で円相場が１ドル＝１０２円をまたいだ取引となっており、円安方向に推移していることから、輸出関連株が買われた。市場関係者は、ウクライナの大統領選挙の結果、世界経済の先行き不透明感が後退したことも株価を押し上げる要因となったと話している。

　株価が１万４６００円台を回復したのは４月８日以来で、約１か月半ぶり。東証１部の売買代金は概算で１兆５３０８億円、売買高は概算で１７億４３１０万株。