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J2試合で「邪魔者」と中傷フラッグ掲げる

2014年5月20日 18:44
J2試合で「邪魔者」と中傷フラッグ掲げる

 18日に愛媛県松山市で行われたサッカーJ2の愛媛FC対カマタマーレ讃岐戦で、愛媛FCのサポーターが「讃岐は邪魔者」などと書いたフラッグを掲げ、愛媛FC側から取り下げるよう求められていたことがわかった。愛媛FCは「Jリーグと対応を協議する」としている。

 18日、愛媛県松山市のニンジニアスタジアムでは、愛媛FCと香川県のカマタマーレ讃岐の試合が行われた。愛媛FCや讃岐などによると愛媛FCのサポーターの男性が「アンチ・阿波、讃岐は邪魔者だ」と英語で書いたフラッグを掲げ、複数のサポーターが讃岐の選手が乗ったバスの会場入りを邪魔したり讃岐のサポーターを威嚇したりしたという。

 また、フラッグは試合中にも掲げられ、これに気付いた愛媛FC側が男性に取り下げるよう求めた。男性は取り下げに応じ「四国ダービーは徳島戦だけで讃岐は認めない」という趣旨でフラッグを書いたと話したという。

 愛媛FCではホームページで謝罪すると共に、男性の処分や警備員を増やすなどの対応策を盛り込んだ報告書をJリーグに提出し、今後の対応を協議するとしている。