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警視庁が無差別殺傷事件想定の訓練

2014年5月16日 2:01
警視庁が無差別殺傷事件想定の訓練

 警視庁は、多くの人が無差別に襲われる無差別殺傷事件を想定して、初動対応力を強化するための大規模な訓練を行った。

 警視庁による訓練は、犯人が、イベント会場に車で突っ込み、来場者を次々とはねた後、刃物で切りつけて逃走したという想定で行われた。約700人が参加し、速やかにケガ人の手当や救助を行うとともに、逃走した犯人の痕跡を調べる鑑識活動や、目撃者捜しなどの初動捜査を展開した。

 そして、車で逃走した犯人を追跡し、パトカーで挟み撃ちにして身柄を確保した。

 警視庁は、訓練を通じて、重大な事件が発生した際の被害者の救助や捜査展開など、初動対応力の強化を図りたいとしている。