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東京で福島県沖“試験操業”の魚を販売

2014年5月14日 15:36
東京で福島県沖“試験操業”の魚を販売

 都内の百貨店で、福島県沖の「試験操業」で捕られた魚を販売するイベントが始まった。

 東京・中央区の日本橋高島屋で14日に始まったイベント「福島会津の味わい市」では、福島県沖で行われている試験操業で捕られたカレイや目光などの干ものが販売されている。原発事故があった福島県では、放射性物質検査で安全性が確認された31種類の魚に限り、小規模な漁と販売を行う「試験操業」が認められている。ただ、日本橋高島屋によると、試験操業で水揚げされた魚が売られるのは主に地元で、都内で販売されるのは珍しいという。

 日本橋高島屋催担当・村瀬力課長「魚を販売する場所を提供する、これは企業にとって支援の一つ」

 イベント会場では、魚のほか福島県産のコメや漬けものなども20日まで販売される。