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STAP問題、再調査せず 理研が決定

2014年5月8日 12:44
STAP問題、再調査せず 理研が決定

 STAP細胞論文に不正があったと認定された問題で、理化学研究所は、小保方晴子研究ユニットリーダー(30)からの不服申し立てを退け、再調査は行わないことを決めた。

 調査委員会が理化学研究所に提出した報告書によると、小保方氏が不服申し立てを行った後、追加資料の提出はあったが、先月の調査結果の認識を変えるには至らなかったなどとして、再調査は不要としている。

 理研は、8日午前に開かれた理事会でこれを了承し、小保方氏に結果を通知するとともに、小保方氏ら理研に所属する共同研究者に対し、論文の取り下げ勧告を行ったという。

 今後、理研は懲戒委員会を設置して、小保方氏らの処分を検討する事になる。