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“天安門”勉強会に出席 弁護士拘束相次ぐ

2014年5月6日 18:10

 中国政府が人権派の弁護士を拘束、締め付けが強まっている。

 中国の著名な人権派弁護士、浦志強氏が、1989年に起きた天安門事件についての勉強会「天安門事件記念研究討論会」に参加した後、北京の公安当局に拘束されていることがわかった。勉強会は3日に大学教授や遺族ら十数人が参加して行われ、4日以降、浦弁護士のほかにも参加者数人の行方がわからなくなったり、警察から事情を聞かれたという。

 来月4日の天安門事件25年を前に、当局の締め付けが厳しさを増している。