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女性幹部が指導 警視庁メンター制度開始

2014年4月30日 14:51
女性幹部が指導 警視庁メンター制度開始

 女性職員の幹部への登用を進める警視庁は、豊富な経験を持つ女性幹部が、女性職員を指導する「メンター制度」の運用を始めた。

 警視庁は、女性の視点をより生かした警察運営を実現するため、幹部への女性の登用を積極的に進めていて、「メンター」に指定された女性幹部職員15人は、キャリアアップを目指す女性職員へのアドバイスや指導にあたる。

 警視庁人事2課管理官・早乙女真由美警視(55)は「以前は男性社会と言われていた警察なので、なかなか周りに聞きにくい面もあったりと、悩んだ時期はある」と話した上で、「後輩に経験や知識を伝え、支えていきたい」と抱負を語った。