３０日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を上げ、終値は前営業日比１５円８８銭高の１万４３０４円１１銭。

　２９日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、アメリカの大手企業の決算が好調だったことなどから、ダウ平均株価が大きく値を上げた流れを受けて、３０日朝の東京市場でも幅広い銘柄で買い注文が入った。また、外国為替市場で円相場が１０２円台半ばとやや円安・ドル高傾向で推移したことから、輸出関連株などに買い注文が入り、日経平均株価は値を上げた。

　午後に入ってからは、日銀の金融政策決定会合で金融緩和の現状維持が決まったことから、市場では売り注文が入る場面もあった。

　東証１部の売買代金は、概算で１兆９０９４億円。売買高は、概算で２０億１９６２万株。