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米政府、IEの6~11に脆弱性と警告

2014年4月29日 16:08

 アメリカ政府は28日、アメリカのソフトウエア大手「マイクロソフト」社のインターネット閲覧用のソフトに不具合があり、ハッカーに攻撃される可能性があるとして注意を呼びかけている。

 問題となっているのは、マイクロソフト社のインターネット閲覧用のソフト「インターネット・エクスプローラー」で、対象となっているのは、6から11のバージョン。

 アメリカの国土安全保障省は、これらのソフトには「脆弱(ぜいじゃく)な部分」があり、利用者が、ハッカーが細工したウェブページやメールを開くと、パソコンが制御されるなどの被害にあう可能性があると警告している。

 また、この不具合に対する有効な対応策はまだないとして、マイクロソフト社から修正プログラムが提供されるまで、使用を避けるか、別のソフトを使うよう呼びかけている。