パナ、3年ぶり黒字 最終損益1204億円
パナソニックの昨年度の決算は3年ぶりの黒字となった。
パナソニックの2013年度のグループ全体の決算は、最終損益が1204億円の黒字となった。前年度まで2年連続で7500億円以上の大幅赤字を計上していたが、3年ぶりに黒字化を達成した。バッテリー、カーナビなどの自動車関連事業や住宅関連事業が好調だったほか、消費税増税前の駆け込み需要で家電などの販売も増えた。
また、プラズマテレビ事業からの撤退や半導体の主力工場の売却など構造改革を進めたことも利益拡大に大きく寄与した。
パナソニックは創業100周年にあたる2018年度に売上高10兆円を目指しており、今年度は売上高7兆7500億円、最終利益1400億円の増収増益を見込んでいる。