防衛省は２８日、消息不明のマレーシア航空機の捜索で、国際緊急援助隊として現地に派遣していた自衛隊に対し、活動の終結命令を出した。

　協力を要請したマレーシアおよびオーストラリア政府と協議し、今後は水中の捜索活動が主になることから、撤収することを判断したもの。派遣された自衛隊員らは来月１日に帰国する予定。

　マレーシア機の捜索活動には、これまで、Ｐ３Ｃ哨戒機と輸送機をマレーシアとオーストラリアに派遣し、上空から捜索活動を行っていたが、機体の発見には至らなかった。