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NYダウ12ドル安 終値1万6501ドル

2014年4月24日 7:57

 23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、経済指標が低調だったことなどから10ドル以上値を下げて取引を終えた。

 決算シーズンを迎えているアメリカの大手企業だが、23日は航空機大手のボーイングが好調な決算を発表したものの、一部のテクノロジー企業では市場の予想を下回る決算となるなど、まちまちの結果となった。また、アメリカ商務省が先月の新築一戸建て住宅の販売件数を発表したが、前月比14.5%減少したことが分かった。

 これは去年7月以来の低い水準で、市場では弱気な見方も広がり、売りが優勢となった。また、利益を確定するための売りも進み、結局、ダウ平均株価は前日比12ドル72セント安の1万6501ドル65セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は34.49ポイント低い4126.97で取引を終えている。