東京都の舛添知事が２４日から３日間の日程で中国・北京を訪問するため、２４日午前、羽田空港を出発した。

　舛添都知事「北京市と東京、同じような大都市の問題を抱えていますので、協力して解決していこうと」

　今回の訪問は、北京市長からの招待を受けたもので、都知事が招待を受けて訪問するのは１９９６年の青島元知事以来、約１８年ぶり。

　舛添知事は北京で王安順北京市長や中国政府の要人と面会し、ＰＭ２．５などの大気汚染対策や医療関係での協力関係について協議する意向で、「協力を積み重ねていくことで日中関係全体を友好の方向に持っていきたい」と話している。

　また、２００８年の北京オリンピックの関連施設を視察するなどして、２０２０年の五輪に向けて経験を学びたい考え。