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「最高級」新茶の初摘み 静岡市

2014年4月19日 14:31
「最高級」新茶の初摘み 静岡市

 新茶の初取引で毎年最高値を付ける静岡市清水区の両河内地区で19日、初取引に出されるお茶が摘み取られた。

 初摘みには、静岡市両河内地区のお茶の生産農家や農協職員など約70人が集まった。摘まれたのは、初取引で34年連続最高値を付けている最高級茶「高嶺の香」で、去年は1キロあたり8万8800円で取引されている。

 「高嶺の香」は、木の形を整えない「自然仕立て」という方法で育てられていて、「一芯二葉」芯芽と2枚の若葉の部分が丁寧に摘まれた。

 両河内茶業会・大塚正治会長「冬場、1~3月寒さがあり十分芽が休眠した。今しっかり芽が出ているので、最高のお茶ができたと思う」

 新茶の初取引は23日に予定されている。