経済産業省は１８日、中部電力の料金値上げ申請を正式に認可した。これにより来月１日から中部電力管内の家庭用電気料金は平均３．７７％値上げされることになる。

　中部電力は去年１０月、家庭用電気料金について平均４．９５％の値上げを申請していた。経産省や消費者庁で検討された結果、さらなる経営効率化により値上げ幅を圧縮するよう求められ、結局、平均３．７７％の値上げで１８日に認可された。

　大口の電気利用者については平均８．４４％の値上げが申請されていたが、平均７．２１％の値上げで認可された。

　中部電力はこれを受け、来月１日から値上げを実施する方針で、水野社長は利用者に丁寧に説明をして行きたいと話している。