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トルコ・UAEへ原発輸出可能に 協定承認

2014年4月18日 15:56
トルコ・UAEへ原発輸出可能に 協定承認

 トルコとUAE(=アラブ首長国連邦)への原子力発電所の輸出を可能にする協定が参議院本会議で18日、可決、承認された。

 原子力協定は、日本の原発をトルコやUAEに輸出できるようにするもの。18日の本会議で自民、公明両党と民主党などの賛成多数で可決され承認されたが、民主党は、脱原発を主張する2人が体調不良を理由に欠席した他、福島県選出の増子副代表が棄権した。

 民主党・増子輝彦副代表(福島県選出)「汚染水の処理の問題、廃炉の問題、全く見通しが立たない中で、海外に原発を輸出することは私はすべきではないと」

 安倍政権は原発輸出を成長戦略の柱の一つと位置づけており、与党側は当初去年の臨時国会で承認を得たい考えだったが、特定秘密保護法をめぐる審議の影響などから先送りされた経緯がある。