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OpenSSL、欠陥狙い不審アクセス急増

2014年4月15日 22:28
OpenSSL、欠陥狙い不審アクセス急増

 インターネットでやり取りする個人情報などを暗号化するソフトに欠陥が見つかった問題で、この欠陥を狙い情報を盗み取ろうとするアクセスが急増していることが警察庁のまとめでわかった。

 警察庁によると、今月6日に「OpenSSL」という無料の暗号化ソフトで深刻な欠陥が見つかった。そして、問題が公表されてからこの欠陥を狙い情報を盗み取ろうとする不審なアクセスが急増し、これまでに4万5000件ほど確認されたという。

 「OpenSSL」はインターネットでやり取りするクレジットカードの番号や住所などを暗号化するもので、ネットショッピングなどで広く使われている。警察庁は企業などに修正版へ更新するよう呼びかけている。