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空港設計図、グーグル「公開」で閲覧状態に

2014年4月11日 11:08
空港設計図、グーグル「公開」で閲覧状態に

 北海道・新千歳空港と愛知・中部国際空港の設計図などが、グーグルのサービスを通じて、誰でも閲覧できる状態で掲載されていたことがわかり国土交通省が経緯について調査に乗り出した。

 国土交通省によると、グーグルの地図サービス「グーグルマップ」向けに各空港会社が提供した、新千歳空港と中部国際空港のターミナル設計図などが誰もが閲覧できる状態となっていたという。保安地域も含まれていた。これは設計図を受け取ったグーグル社員が、「グーグルグループ」と呼ばれるサービス内で情報共有を行ったところ、設定が「一般公開」となったのが原因とみられている。

 国土交通省は「保安区域の扉は厳重に管理されていることから、直ちに深刻な事態になるとは考えていない」としているが、経緯について調査に乗り出した。