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理研“不正再発防止会合”開催 再発防止へ

2014年4月10日 16:35
理研“不正再発防止会合”開催 再発防止へ

 STAP細胞論文の問題を受け、理化学研究所は10日、研究不正の再発防止を検討する外部有識者による委員会の初会合を開いた。

 10日に開かれた「研究不正再発防止のための改革委員会」は、小保方晴子さんらのSTAP細胞論文に不正があったと認定したことを受けて設置されたもの。冒頭、理化学研究所の野依良治理事長は、STAP細胞論文の問題について次のように話した。

 「研究不正は許されるものではありません。一方で、著者たちの人格や人権を否定することがあってはなりません。この点について十分に配慮を行い対処してまいりたいと思っています」

 この委員会は研究者や弁護士など外部有識者の委員6人で構成され、不正行為の再発防止のため、理化学研究所が今後取り組むべき課題の抽出や、改善策などを検討する。早ければ今月中にも報告をまとめる見通し。