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新幹線を海外へ!JR4社がタッグ

2014年4月10日 12:31
新幹線を海外へ!JR4社がタッグ

 日本の新幹線の安全性を世界にアピールし、海外輸出を促進するため、10日、JR4社は「国際高速鉄道協会」を設立し、初会合を開いた。

 「国際高速鉄道協会」は、東海道新幹線が今年で開業50周年を迎えるのを機に、JR東海・東日本・西日本・九州の4社が設立したもの。日本の新幹線は開業以来、事故による死傷者がゼロで、協会では衝突を回避するシステムなど、安全性を最優先に開発した日本の規格を国際標準にすることを目指し、新幹線やリニア新幹線の海外への売り込みを促進する。

 10日の初会合には、アメリカやイギリス、インドなど高速鉄道の整備計画を持つ7つの国と地域の政府関係者なども参加し、新幹線システムについて説明を受けた。JR4社が足並みをそろえることで、新幹線の本格的な海外輸出を狙う。