今後はマイナス百からだと思って~小保方氏
STAP細胞の論文で画像に不正があったと認定された理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが9日午後、大阪市内で記者会見を開き、今後についてや、公の場に姿を見せなかったこれまでの約2か月間について語った。
【今後について】
小保方氏「私にできる社会貢献があるなら、それを探していきたいと思っております。本当に…、自己流で走ってきてしまったので、ゼロからではなく、マイナス100からだと思って、科学や研究に向き合っていくチャンスがあればと思っております」
【今日までの約2か月間について】
小保方氏「この2か月間はもう、めまぐるしく日々が変わっていくような状態で、だんだんだんだんと体調が悪くなり、その後、もう、だんだんだんだんと具合が悪くなっていってしまって…」
Q「論文が改ざんだと、不正だと認定された後に、今日の会見を迎えるまでに、体調の変化というのは、どういうふうに変化して、この日を迎えたんでしょうか」
小保方氏「体調の変化でしょうか。体調の変化は…、そうですね、もう…。絶不調でした」
絶不調だったという体調をおして臨んだ9日の会見。会見場の別の部屋には2人の医師が待機し、不測の事態に備えていたという。2時間35分に及んだ会見に、医師は、「よく持ちこたえてくれた」と安堵(あんど)の言葉を漏らしたという。