別の研究者も作製に成功~小保方氏
STAP細胞の論文で画像に不正があったと認定された理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが9日午後、大阪市内で記者会見を開き、STAP細胞の存在について、記者の質問に対し次のように語った。
Q「STAP細胞はあるのか、ないのか?」
小保方氏「STAP細胞はあります」
Q「何回作製した? コツはある?」
小保方氏「まず私自身、STAP細胞は200回以上作製に成功しています。私自身はたくさんのコツや、ある種のレシピのようなものが存在してるんですけれども、それはまた新たな研究論文として発表できたらというふうに考えております」
Q「別の研究者がSTAP細胞の作製に成功したことは?」
小保方氏「インディペンデント(別の研究者)にやっていただいたこともあります。(Q:それはどなた? 成功した?)はい、その方は成功しています。(Q:どなたか教えて頂けますでしょうか。確認をとりたいのですが)ちょっと個人名になってしまうので…。あまりに公の場ですので」
STAP細胞の作製に成功したという別の研究者。その名前は明かされなかった。
小保方氏「私はこのSTAP(細胞)の研究を、前に進めたいという強い思いから、この論文を発表しました。それにもかかわらず、私の不勉強、未熟さのせいで、研究内容以外のところにばかり注目が集まってしまい、研究がどんどん遅れてしまっていることに、本当に、本当に情けなく、本当にこれまで支えてくださった方に申し訳なく思っております。もし研究者としての今後があるのでしたら、やはりこのSTAP細胞が誰かの役に立つ技術にまで発展させていくんだという思いを貫いて、研究を続けていきたいと考えております」