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坂本龍馬“暗殺直前の手紙下書き”見つかる

2014年4月8日 15:28
坂本龍馬“暗殺直前の手紙下書き”見つかる

 坂本龍馬が暗殺される直前に土佐藩・後藤象二郎に宛てた手紙の下書きとみられる書面が見つかった。

 書面は、龍馬が暗殺される1867年11月15日の直前に書かれたものとみられ、福井藩士・三岡八郎に面会した内容などが書かれ、三岡を新政府の財政担当者に推薦している。こうした文面から、龍馬が新政府の構想を練っていたことがうかがえるという。

 坂本龍馬記念館・三浦夏樹主任学芸員「三岡八郎の回顧録があるのでよく知られた内容ではあるが、当事者である龍馬が書いた第一次資料が見つかったということで、非常に貴重な発見」

 書面は東京都内の男性が30年ほど前に骨とう品店で購入していたもので、現在は高知市の坂本龍馬記念館で保管されており、ゴールデンウイーク前までに公開される予定。