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さいたま突風「竜巻の可能性高い」~気象台

2014年4月6日 7:41
さいたま突風「竜巻の可能性高い」~気象台

 4日にさいたま市で小学校の物置の屋根が吹き飛ばされるなどの被害が出た突風について、熊谷地方気象台は竜巻だった可能性が高いと発表した。

 熊谷地方気象台によると、竜巻と判断した理由は、被害の痕跡が帯状に分布していることや、活発な積乱雲が上空を通過していたためだという。気象台の現地調査では、屋根瓦がめくれたり、テレビのアンテナが破損するなどの被害がさいたま市桜区から中央区にかけての約1.4キロに及んでいた。竜巻の強さについては、6段階のうち最も低い「F0」という。

 気象庁によると、6日は本州の上空に真冬並みの強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、西日本と東日本では再び、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だという。