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“強制労働”賠償求め、中国で大規模提訴へ

2014年4月2日 12:16
“強制労働”賠償求め、中国で大規模提訴へ

 戦時中に強制的に日本へ連行され、労働を強いられたとして、日本企業の提訴が相次いでいる中国で2日、新たに100人以上がこれまでで最も大規模の訴えを起こす。

 原告側の弁護士によると、中国人の元労働者と遺族計100人以上は三菱マテリアルを相手取り、1人当たり約1650万円の損害賠償と謝罪を求める訴状を、河北省石家荘市の裁判所に提出する。今回は、すでに日本企業に賠償を命じる判決が出るなど訴訟が先行している韓国から原告団が現地入りし、中国の原告団と連携する動きを見せている。

 韓国原告団の弁護士「韓国での裁判の経験を教えたくて、初めて韓国から中国に来ました」

 原告が100人を超える規模の訴えはこれが初めてで、日本側に賠償を求める動きが広がっている。