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最終報告 到底容認できません~小保方さん

2014年4月1日 13:54
最終報告 到底容認できません~小保方さん

 理化学研究所の小保方晴子さんらによる新しい万能細胞・STAP細胞の論文について、調査委員会は「ねつ造と改ざんがあった」という最終報告を発表した。現在、理化学研究所の会見が行われている。

 理化学研究所の野依良治理事長は1日午後の会見で、STAP細胞が存在するか否か、理事長主導の下で検証作業を行うとした上で、小保方さんらの処分は懲戒委員会を立ち上げて決めることを明らかにした。

 1日午前には、調査委員会がSTAP細胞の論文についての調査結果を報告した。この中で、画像が小保方さんの博士論文によく似ていた点など2点については「ねつ造」や「改ざん」の研究不正と判断した。また、研究不正行為は「小保方さん1人で行った」と結論付け、共同研究者については研究不正は認められないが、責任は重大とした。

 今回の発表に対し、小保方さんは「このままではあたかもSTAP細胞の発見自体がねつ造であると誤解されかねず、到底容認できません」とコメントを発表した。理研に対しては「近日中に不服申し立てをする」としている。