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鶴岡代表「深く失望」も、判決に従う方針

2014年3月31日 21:58

 日本が南極海で行っている調査捕鯨について、オランダ・ハーグの国際司法裁判所は中止するよう命じる判決を言い渡した。

 この裁判は、オーストラリア政府が日本の南極海での調査捕鯨について、「実態は商業捕鯨であり、国際条約に違反している」として中止を求めていたもの。日本は、クジラの生態や数などを科学的に調べるためのものだと反論していた。国際司法裁判所は「日本がいま行っている捕鯨には科学的理由がない」などとして中止を命じる判決を言い渡した。

 日本の鶴岡代表は「深く失望している」と述べたが、判決に従う方針を示した。