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北朝鮮、新たなミサイル発射の可能性を示唆

2014年3月31日 1:31

 北朝鮮は30日、アメリカ軍と韓国軍が行っている合同演習を強く非難した上で、新たなミサイル発射に踏み切る可能性を示唆した。

 北朝鮮の外務省は、韓国で行われている米韓合同軍事演習は平壌の占領を狙ったものだと指摘。また、国連安全保障理事会が北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射を非難したのは、アメリカが主導したものだと主張した。その上で、「核抑止力を中長距離の目標への攻撃に活用するための訓練を行う」と述べ、新たなミサイル発射を示唆した。さらに、アメリカがこれを挑発と見なせば、「新たな形態の核実験も排除しない」と威嚇している。

 こうした中、北朝鮮は自国の船舶に対し、日本海で航行禁止区域を設定した。日本政府関係者が明らかにしたもので、北朝鮮が近くミサイル発射に踏み切るとの懸念があるとしている。