３１日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、終値は先週末比１３１円８０銭高の１万４８２７円８３銭。

　先週末にアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値を上げた流れを受けて、３１日朝の東京株式市場でも日経平均株価は値を上げて取引が始まった。また、外国為替市場で円相場が１ドル＝１０３円台に迫る安値で推移していることから、輸出関連株などに買い注文が入った。一方で、今週は企業短期経済観測調査（日銀短観）など重要な経済指標の発表が控えていることから、投資家の間で様子見のムードも広がった。

　午後に入ってからも先物などに買い注文が膨らみ、日経平均株価は値を上げて３１日の取引を終えた。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆５６６億円。売買高は、概算で２０億９３２４万株。