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みんなの党・渡辺代表、辞任要請を拒否

2014年3月31日 21:37
みんなの党・渡辺代表、辞任要請を拒否

 みんなの党の渡辺代表が化粧品会社「ディーエイチシー(DHC)」の会長から8億円借り入れていた問題で、みんなの党の江口最高顧問が電話で代表辞任を求めたのに対し、渡辺代表は代表にとどまる考えを示した。

 江口最高顧問「大きな不信感を招いたということに対する党首としてのけじめという意味で、(代表の)辞任を一旦された方がいいんじゃないですかって(渡辺代表に伝えた)」

 江口最高顧問は渡辺代表に対し、電話で「まずはけじめをつけることが大事だ」として、代表を辞任するよう求めた。これに対し、渡辺代表は「出処進退は自分自身で決める」と述べ、代表にとどまる考えを示したという。

 この問題でDHCの吉田会長は日本テレビの取材に対し、8億円について「選挙のために貸したという認識しかない」と話している。これについて渡辺代表は「純粋に個人としてお借りした」「法律違反は生じません」などとする、コメントを発表した。