×

ケネディ駐日大使、留学の魅力語る

2014年3月28日 22:24
ケネディ駐日大使、留学の魅力語る

 日本の若者に海外への留学を促進するイベントが28日、都内の大学で開かれ、アメリカのケネディ駐日大使らが参加し、海外で勉強することの魅力を語った。

 このイベントは、減少する若者の海外留学を増やそうと、文部科学省などが推進している留学支援キャンペーンの一環で、ケネディ駐日大使やJKT48などが参加し、イベントを盛り上げた。約500人の学生らを前にケネディ大使は、自らの体験を交えながら海外留学の魅力や重要性を訴えた。

 ケネディ大使「海外で学ぶことは自分探しの旅に出るようなもの。その旅の間に多くを学ぶでしょう。私も今、留学しているようなものです。毎日、勉強しています」

 若者の海外留学は、中国やインド、韓国で増加しているのに対し、日本では2005年からの6年で30%減少。その理由として、多くの学生が帰国後の就職への影響をあげている。

 参加した学生「文部科学省が留学生の数を倍にするということで、支援してもらえるのかなと。留学に対してポジティブになりました」

 文部科学省は、民間企業とも協力し、奨学金など支援制度を充実させ、2020年までに留学生の数を倍増させることを目標としている。