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日本の衛星が漂流物発見 マレーシア機不明

2014年3月28日 2:36

 消息不明のマレーシア航空機について、日本の情報収集衛星が26日、機体の一部の可能性がある漂流物を発見した。

 内閣情報調査室は、情報収集衛星がオーストラリアのパースの南西約2500キロの海上で縦約8メートル、横約4メートルの四角い物体など10個程度の漂流物を見つけたと27日に発表した。マレーシア政府には情報提供をしたという。

 一方、タイの公的な研究機関も27日、ほぼ同じ海域で約300個の漂流物を発見したと発表した。衛星画像を分析した結果分かったもので、漂流物の大きさは最大で10メートル程度だという。

 26日にはマレーシア政府が約120個の物体を発見したと発表するなど、この海域では漂流物の発見が相次いでいる。