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自衛隊機も参加へ…不明機捜索、態勢を強化

2014年3月23日 13:43

 マレーシア航空機が消息を絶ってから2週間が過ぎた。中国当局は22日、インド洋南部で漂流物とみられる物体を確認したと発表した。23日には自衛隊機もオーストラリアに到着する予定で、捜索はさらに強化される。

 中国の衛星画像は今月18日に撮影されたもので、インド洋南部の海域で長さ約22メートル、幅約13メートルの物体が確認されたという。場所は、オーストラリア当局が物体を発見した場所から南西に120キロほど離れた地点ということで、同一のものかどうかはわかっていない。

 一方、オーストラリアのアボット首相は23日、前日の捜索で海域の狭い範囲で多数の物体が見つかったと述べ、発見に期待感を示した。

 こうした中、自衛隊のP3C哨戒機2機も23日、マレーシアからオーストラリアに到着する予定で、現地ではさらに態勢を強化して捜索活動が行われる。