×

NY株108ドル高 景気指標を好感

2014年3月21日 7:13

 20日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は100ドル以上値を上げて取引を終えた。

 20日のダウ平均株価は日本やロンドンの株式市場の流れを受け売りが優勢な状態で始まった。これは前日、イエレンFRB議長の会見で事実上のゼロ金利政策が終わるタイミングが予想より早くなるとの警戒感が株式市場で広がったため。

 ニューヨーク株式市場は取引開始からしばらくは値を下げたが、20日に発表された景気指標を好感、景気回復基調が続いているとして一転して、値を上げる展開になった。この結果、優良株で構成するダウ平均株価は前日比108ドル88セント高の1万6331ドル05セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は11.69ポイント高い4319.29だった。