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地下鉄サリンから19年 献花台に遺族ら花

2014年3月20日 12:56
地下鉄サリンから19年 献花台に遺族ら花

 13人が死亡した地下鉄サリン事件から20日で19年となる。現場となった東京メトロ・霞ケ関駅では慰霊式が行われた。

 霞ケ関駅では、事件発生とほぼ同じ時刻の午前8時、社員が黙とうをささげた。

 地下鉄サリン事件は、オウム真理教の信者が通勤ラッシュの地下鉄の車内で猛毒のサリンをまいたもので、13人が死亡、6000人以上が負傷した。

 事件から19年を迎えた20日、霞ケ関駅の構内には、献花台が設けられ、事件の遺族らが花を手向けた。

 夫を事件で亡くした高橋シズヱさん「いつもここに来る時の気持ちが、19年たっても変わらない。(みなさんが事件に)無関心になるのが一番怖いと思っています」

 地下鉄サリン事件では、17年に及ぶ逃亡の末、12年に逮捕された高橋克也被告の初公判が年内にも行われる見通しとなっている。