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“地下鉄サリン”19年 霞ケ関駅で慰霊式

2014年3月20日 10:23
“地下鉄サリン”19年 霞ケ関駅で慰霊式

 13人が死亡し、6000人以上が負傷した地下鉄サリン事件から20日で19年となる。現場となった東京メトロ・霞ケ関駅では慰霊式が行われた。

 霞ケ関駅では、事件発生とほぼ同じ時刻の午前8時、社員が黙とうをささげた。

 1995年に発生した地下鉄サリン事件は、オウム真理教の信者が通勤ラッシュで混雑する地下鉄の車内で猛毒のサリンをまいたもので、13人が死亡、6000人以上が負傷した。事件から19年を迎えた20日、霞ケ関駅の構内には献花台が設けられ、犠牲者を追悼した。

 霞ケ関駅太田光昭管区長「風化することなく、毎日の安全を守るという仕事なので、しっかりと警備、警戒していく気持ちは変わりません」

 地下鉄サリン事件では、17年に及ぶ逃亡の末、12年に逮捕された高橋克也被告の初公判が年内にも行われる見通しとなっている。